製品概要 | 入出力仕様 |
機器概要 | ブロックチャート |
本製品は2.856GHz(高周波)を入力源および基準信号とし、その1/36逓降出力を高精度増幅、分岐出力させる分周・バッファユニットです。入力基準信号に対する出力の相対誤差として、極少な時間差(目測2ps)とする極めて高い安定性(低ジッター)を実現しております。
商用AC100Vにて動作します。内部は回路設計はもちろんのこと、パターン設計やデバイス選定まで高度な高周波技術が施されており、それらの結線および配線には特に配慮してあります。
本体サイズ430(W)x132(H)x450(D)mm、重さ8.5kg、EIA規格 高さ3Uサイズです。排熱用ヒートシンクを裏面に装備しています。
過去10年以上にわたり、24分周、25分周ユニットを数多く納めてきた実績があり、フェムト秒計測のキーデバイスとして実用化されています。本製品は筐体、回路、基板など全て当店による設計です。
・本製品は受注生産品です
・納期は受注後約3ヶ月です
・前面パネルのNコネクタはSMAコネクタ等に変更可能です
・お客様による特注仕様も承ります
分周・バッファユニット model 3603 カタログ |
名称 | コネクタ名称 | 仕様/コネクタ形状 | 備考 | |
入力 | 基準信号(IN) | SB-IN | 2.856GHz +14〜+18dBm N type Jack connector | |
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出力 | 基準信号(OUT) | SB-OUT | 2.856GHz 0〜3dBm N type Jack connector | モニタ出力 |
基準信号ATT | SB-ATT | SB-OUT用 10dBm 多回転設定ツマミ | ||
基準信号位相制御 | Phase Shifter | SB-OUT用 0〜640° 多回転設定ツマミ | ||
モニタ出力 | RF-MON | 79.33MHz 0dBm N type Jack connector | バッファ無し出力 | |
逓降出力(1/3) | RF-1 | 79.33MHz 20dBm N type Jack connector | 36分周(3分岐出力) | |
逓降出力(2/3) | RF-2 | 79.33MHz 20dBm N type Jack connector | 36分周(3分岐出力) | |
逓降出力(3/3) | RF-3 | 79.33MHz 20dBm N type Jack connector | 36分周(3分岐出力) | |
出力ATT(1/3) | ATT-1 | RF-1用 10dBm 270° 回転設定ツマミ | ||
出力ATT(2/3) | ATT-2 | RF-2用 10dBm 270° 回転設定ツマミ | ||
出力ATT(3/3) | ATT-3 | RF-3用 10dBm 270° 回転設定ツマミ |
電源 | AC100V (3P) | AC100V 50/60Hz (80W) | 本体背面 |
電源スイッチ | POWER | ネオンランプ付スイッチ (本体稼動時LED点灯) | |
外形寸法 | − | 430(W) x 132(H) x 450(D) | EIA規格 高さ3U |
本体重量 | − | 8.5kg | |
動作環境 | − | 温度 23±5℃、湿度 70%RH以下 | |
取付方法 | − | 19"ラック取付金具による設置が可能 |